手汗の治療・対策

手汗に悩んでいる人というのはちょっとした緊張などでも手のひらに汗が大量に出てしまう場合が多く、汗で本が濡れてしまったり人と握手するのをためらったりと日常生活にも支障が出てきます。にもかかわらず、手汗で悩んでも「気にしすぎだ」とか「単なる汗っかきなだけ」とその悩みを深く受け止めてもらえないことも多いようです。それでは実際に手汗とはそんなに気にする必要はないものなのか?何らかの手汗の治療法や対策があるんじゃないのか?これらの疑問に答えるためにこのサイトを立ち上げました。手汗に悩んでいる方が、このサイトから何らかの治療対策のヒントを得てくれればいいと考えています。

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手汗対策とミョウバン

手汗対策について色々調べていたら、必ずといっていいほどミョウバンという言葉が出てきます。

ミョウバンとは化学的なことを言うと、カリウムやアンモニウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形でむすばれた複合塩の総称です。

ミョウバンは漬物の発色剤や麺のかんすいとして広く使われている食品添加物で、スーパーや薬局でも安価で売られています。

ミョウバンには制汗作用があり、そのため古くから手汗をはじめとする多汗症の対策に使用されてきました。

さらにミョウバンには制汗作用のほかにも収斂(しゅうれん)作用、殺菌作用などが認められており、制汗のため以外にも様々な肌のお手入れなどのために使用されています。

収斂作用とは、タンパク質を変性させ引き締める作用のことで、肌の表面にある角質層をかたくスベスベに引き締めてくれます。

それによってお肌のバリア機能が高まるのです。

ミョウバンは水に溶けると酸性を示しますが、酸性の環境では乳酸菌のような酸に強い特別な細菌以外の細菌は増殖することが出来ません。

このことからミョウバンを水に溶かしたミョウバン水は殺菌作用を発揮するのです。

現在市販されているミョウバンのほとんどは人工的に合成されたものですが、自然物としても存在します。

温泉地として有名な別府にはミョウバン温泉というものがあり、効能として制汗作用はもとより、皮膚炎、あせも、水虫、冷え性、肩こり、さらにはアトピー性皮膚炎にも効果があるということで、遠方より多くの来客があるそうです。

ミョウバンは日本だけでなく、海外でもその制汗作用を利用されてきました。

海外ではミョウバンが結晶となった天然塩をアルム石と呼んで古くからデオドラント剤として使用していました。

日本でも天然アルム石を原料としたデオドラント剤が販売されているようです。






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